【いちじくの葉っぱのお話】
今日は表題にあるようにイチジクの葉っぱについて、uminekoスタッフの平塚と共にご紹介します★

uminekoではイチジクを使った商品を販売していますが、その中でも、「いちじく葉茶」というものがあります。
これはいちじくの葉っぱをお茶にしたもので、実は使っていません。
イチジクって実は120種類もあるのご存じでしたか?
Uminekoでは、ビオレソリエス・コナドリア・蓬莱柿・ブルンスウィック・バナーネ・ヌアールドカロンと6種類のイチジクを育てています。
名前も全然違いますし、もちろん品種によって味も違う…そして、葉っぱも実は形が違うんです!
是非見ていただきたい!笑

まずは、この葉っぱ。
これは、コナドリアです。
実も真ん丸ですが、葉っぱも丸いフォルム。

続いて、こてはブルンスウィック
コナドリアと比べて、細長いし、広がり方も違いますね。

そしてこれはバナーネ、ブルンスウィックに似ていますが
ブルンスウィックほど細くなくて、手で例えると
指の部分が少し太いですよね。
続いて、ヌアールドカロン(左)とビオレソリエス(右)
この苗木はまだ小さくて実が取れるほどではありませんが、
葉っぱはしっかりついてます。
どちらかと言えばバナーネに似ている?かな?
でもコナドリアとバナーネの中間といったところでしょうか。



まだ、これくらいの背丈です★
そして、蓬莱柿、これはもう形からして全然違います。


大きさも、ほかの葉っぱに比べたら二回り以上大きいです。
イチジクといってもこれだけ形にバリエーションがあります、面白いですよね笑
因みに、今回の葉っぱツアーをするときに、イチジクの天敵「カミキリ虫」を見つけました。カミキリムシは、イチジクの木をかじってしまって中を全部食べちゃいます、そしてイチジクは枯死してしまうんです…
本来は、駆除剤などを使って駆除をすればいいのでしょうけど、uminekoでは皆さんに安心して食べていただくために、一切農薬などは使わずに育てています。
カミキリは見つけたらその都度、捕獲し駆除するという形で対処しています。
ということで、今回も颯爽と平塚が確保してくれました。
農業って自然との追いかけっこですね。
今年のイチジクはどんな感じ?と平塚に聞いたところ、
「おととし思い切って選定した枝に結構イチジクが実っているかな…
去年はやっぱり切ったばかりだったからそうでもなかったんだけど、今年はコナドリアは特に期待できるかも」とのこと。
先述した、ヌアールドカロンやビオレソリエスは、まだ苗木が小さいので、実はほとんどとれませんが、イチジクのお勉強をしに行ったときに食べさせてもらったヌアールドカロンにスタッフみんなであまりのおいしさに感動し、苗木を取り寄せた経緯があります笑
ヌアールドカロンって糖度が30度。
ブドウや柿で16度~17度なので、とっても甘いですよね。

その甘さから、樹上のケーキって呼ばれるんですって!
ビオレソリエスもいちごジャムが詰まってるみたい!と言われるほど甘くておいしい品種です。国内ではほとんど生育していないようで、幻のイチジクとも言われています。
これの生育も楽しみです。
(写真はビオレソリエス)

コナドリアがだいぶ大きくなってきました。
今年は少し寒い日が続き、おひさまが出る時間が少ない女川です。ですが、美味しいイチジクになりますようにと、お世話していますので、出荷ができるように頑張っていますのでよろしくお願いします。
時期が来たら、WEBやFBの方でも注文の受付をしますので、楽しみにしていただけたら幸いです★